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水のほし・2005のとし・09の21のひ

[]衆議院選挙の2票使い分けアンケート総括 衆議院選挙の2票使い分けアンケート総括 - Yunyの{まんぱわぁ遠眼鏡} を含むブックマーク はてなブックマーク - 衆議院選挙の2票使い分けアンケート総括 - Yunyの{まんぱわぁ遠眼鏡}

【衆議院議員選挙の投票について】 20歳以上の方500名様にアンケートです。 衆議院選挙が終わりました。 ところで、小選挙区と比例代表があったわけですが、あなたの投票の仕方を教えてください。 与党=自民党、公明党 野党=民主党、社民党、共産党、新党日本、国民新党、その他 なお、小選挙区での無所属の場合、公認や推薦政党があった場合でも無所属として回答してください。

小選挙区=与党、比例代表=与党 181
小選挙区=与党、比例代表=野党 41
小選挙区=野党、比例代表=与党 22
小選挙区=野党、比例代表=野党 165
小選挙区=無所属、比例代表=与党 9
小選挙区=無所属、比例代表=野党 11
小選挙区=白紙票、比例代表=与党 6
小選挙区=白紙票、比例代表=野党 12
小選挙区=与党、比例代表=白紙票 7
小選挙区=野党、比例代表=白紙票 3
小選挙区=無所属、比例代表=白紙票 3
小選挙区=白紙票、比例代表=白紙票(棄権した人は回答しないでください) 41

少し前に、このようなアンケートを取りました。あの自民党圧勝の要因を2票ある投票権の使い道から探ってみようというささやかなる調査です。

人を直接選ぶ小選挙区と、政党を選ぶ比例代表ではそもそも目的が少し違うはず。たとえば、今回は自民党を支持するけれど、地元の小選挙区に魅力的な野党候補者がいれば、比例に自民小選挙区民主、っていう投票もアリなわけですが……。小選挙区比例代表をいっしょに機能させている理由は、政権交代しやすい小選挙区オンリーですと各地区一人しか選ばれずに大政党に有利すぎる。小政党も生き残れるように、ショックを和らげるべく比例代表が入っているらしいです。(この辺はあるときテレビで特集していた話です。番組名は失念しましたが、このシステムが出来た細川内閣秘書官をなさっていた駿河大学成田憲彦先生が詳しく解説しておられました)

この辺のお話は、たぶん、

選挙制度変革と投票行動

選挙制度変革と投票行動

も詳しいかもしれないです。(未読)

東京比例代表自民党の人が少なくて1議席社民党に譲りましたが、その辺の制度も小政党にやさしいといえるのかもしれないです。


ただ、今回、その辺の使い分けに関する報道とかってあんまりなかったような。有権者の立場に立って、2票はどうするかってあんまりやってなくて、劇場型だの刺客だの、自民党中心の報道が多かった気がします。

小泉総理も「郵政民営化賛成ならば、小選挙区では自民党の何々さんに入れてください」ってあちこちを応援遊説しているときにアピールしていましたね。つまり、その人を支持するっていう感じじゃなくて、与党だからその人に入れるっていう感じ。小選挙区比例代表的演出とでも言えるかもしれません。今回ほど、党が立ちすぎて個々の立候補者が見えにくい選挙も無かったのではないかな? このアンケート結果でも、多くの人が使い分けを意識しているという感じはあまりしないように私には思えます。今回の自民党勝ちすぎの原因は、一つには小選挙区候補者も党色に染め上げた自民党の戦術があったように感じました。


人に対する投票だったのか、党に対する投票だったのか。小泉政権に対する票なのか自民党に対する票なのか。せっかく今回は投票率も上がって注目度が高かったのに、強さを見せ付けた選挙が出来た与党に対して、野党があまりにも元気が無かった。ハタから見ると急な解散も、準備は色々としていたはずで。

もし、民主党他の野党与党くらい元気な選挙がうまく出来ていたら、どうなっていたのでしょうね。いずれにせよ、今回の勝ち方はかなり一過性に近い世論だったのでは。その一過性の世論で構成された衆議院は、多分4年間解散は無いでしょう。その間、次の選挙世論を適切に反映できる国会になるためには、野党に強さとかしぶとさとか、わかりやすさがものすごく必要。今回、それらを準備できていたから自民党がこんなに勝った。また、党でうまくアピールできなくても、個人のアピール力が強ければ、小選挙区野党がもっと勝てたかもしれません。国民はわかりやすくビジョンを提示できる政治を求めていて、与党はその辺をうまく演出できてしまった。本来なら、2票をどう入れるか、ものすごく悩むくらいでちょうど良いんじゃないかと思います。入れ方が半々に分かれるくらいで。


いずれにせよ、ある党が一方的に勝ちすぎる選挙はその反動が怖いです。それが4年間を見通した世論といえるのか疑問です。

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